実家の売却をしようとしても、すぐに買い手がみつかるとは限りません。その場合、できるだけ高い金額で売りたいとお考えになるならば、空き家となった実家の管理が必要となります。ただ、最近の世情により、なかなか帰省しての実家の手入れができないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そのときには、実家の地域のシルバー人材センターやその他の民間の空き家管理業者さんのご利用の検討が必要となってきます。いざ実家売却をお考えになった場合、何からスタートすればよいのか、その後の空き家管理の概要、費用について解説いたします。
実家の中の写真を撮ってネットに掲載するために片づけが必要
実家売却のスタートは、家の外観や中の写真を撮ってネットに掲載するところから始まります。
売却活動のスタートは、
まず、家の中の写真を
色んな角度から撮って
ネットに掲載するところから始まります。今は、
不動産売買もネットが当たり前の時代「家を買いたい」という買主さんは
常にネットで「いい家がないか」
をチェックされている方が多いそうです。
(特に県外から検討されている方)私がもし家を買うなら
それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜
やはりそうするかも。
こちらのブログの筆者さんは、地元の不動産業者さんと専任媒介契約を結ばれています。
移住をご検討の方が、ネットをみて、この物件いいねと思って、次の内覧に進んでいただくためにも、まず実家の片づけは必要になります。きれいな写真の有無は、売却の成否に大きく影響すると思われます。
またこの段階ではひとまず完全に片付いている必要はないですが、位牌や仏壇の整理、思い出の写真などの整理などなど、「動産の処分」は、民間の業者さんも苦慮なさるところが大きいところです。
動産処分にかかる費用を抑えるためにもまずはご実家の片づけをお願いします。
実家の不動産価値が下がることを防ぐための管理、その費用
きれいな写真を撮って、地元の不動産業者さんであったり、地方公共団体の空き家バンクに登録して、ネットに不動産情報を掲載していただいても、すぐに買い手がみつかるとは限りません。
誰も住んでいない建物の老朽化は早いといわれます。帰省なさった際に、風通しをよくするために換気をなさったり、ご自身で適切な管理をなさることができればよいのですが、このご時世でなかなかそれも難しいこともあります。
そこで、シルバー人材センターや、その他民間の空き家管理業務をなさっているところの利用をご検討することになるかと思います。
料金としては、5,000円から2万円程度(月額)。剪定や修繕等は別途料金というところが多いようです。
業務内容としては、目視による簡易的な調査、換気や通水、郵便物の確認(場合によっては依頼者に転送)、簡易清掃、依頼者への報告などになります。詳しくは、それぞれの業者さんに契約内容のご確認をお願いいたします。
不動産管理業務を委託することのメリット・デメリット
メリットは、
- 「特定空き家」に認定される可能性が低くなる
- 実家の老朽化を遅らせることができる
- 実家を訪問する時間・労力・経費が軽減できる
などでしょうか。
「特定空き家」とは、空き家対策特別措置法の施行により、自治体により指定された空き家のことです。特定空き家に指定された空き家は、固定資産税の軽減措置対象から除外されることになります。固定資産税の軽減措置が適用されなくなるため大幅な増税となってしまいます。
反対に、不動産管理業務を委託することのデメリットは、
- 根本的な空き家の解決にならず、「時間稼ぎ」の側面がある
ということが1番大きいところかと思います。もちろん、費用がかかってしまうとこともデメリットにあげられるかと思います。
実家の売却をご決断なさるにはいろいろなご事情があられるかと思います。この記事が、問題の整理の一助となれば幸いです。